「ＪＦＬ、ＹＳＣＣ１－２鈴鹿」（１５日、ニッパツ三ツ沢球技場）

　サッカーの日本フットボールリーグ（ＪＦＬ）、アトレチコ鈴鹿のＦＷ三浦知良が１５日、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で行われたＹＳＣＣ横浜戦の後半途中から出場し、今季初出場を果たした。自身が持つリーグ最年長出場記録を５８歳１０９日に更新。「今までの積み重ねなので、年齢に関しての思いは特にない。まだ自分らしくプレーしたい」と語った。

　２－０の後半３７分にピッチに入り、キャプテンマークを巻いてプレー。守備のプレスに奔走し、自身はシュートなしに終わった。チームは２－１で逃げ切り「勝利に貢献できて良かった」と笑顔をみせた。

　元日本代表で「カズ」の愛称で親しまれる三浦は、今シーズンがプロ４０年目の節目。１月に脚を故障し、開幕から出遅れていた。「みんなに支えられて出られた。ここからギアを上げていきたい」と意気込んだ。