柏“ジャイキリショック”振り払う快勝で2位浮上 東京Vに3-0 MF久保が先制ゴール
「明治安田J1、柏3-0東京V」(15日、味の素スタジアム)
柏が前半の2点リードを守り切り、アウェーで東京Vに快勝。勝ち点を37に積み上げて2位に浮上し、首位鹿島との差を4に縮めた。
前半27分にMF久保のゴールで先制。同終了間際には、MF小泉の左足で加点した。後半に入っても危なげなく試合を進め、クラブW杯の特例措置での移籍期間に加入したMF瀬川、MF小見、DF馬場の3人が途中出場を果たした。試合終了間際には、日本代表FW細谷がダメ押し弾を流し込み試合を決めた。
柏はここまでリーグ戦18試合に出場し好調のチームを引っ張っていたMF熊坂が、日本代表の活動中に右膝前十字靭帯断裂のケガを負い離脱。さらに、11日の天皇杯2回戦で東洋大に延長戦の末、0-2で敗れるジャイアントキリングを食らうなどショッキングな出来事が続いていたが、それらを一掃する快勝。後半戦を白星発進とした。
一方の東京Vは、クラブ歴代最多指揮数更新となる城福監督の121試合目の指揮を勝利で飾れなかった。