J1鹿島・FWレオセアラ 土壇場同点弾!後半戦初戦上位対決で首位の意地 執念勝ち点1ゲットで1-1

 「明治安田J1、鹿島1-1広島」(14日、カシマスタジアム)

 首位のJ1鹿島は後半戦のスタートで広島と1-1で引き分け、勝ち点41とした。終盤にFWレオセアラが決めて追い付いた。広島は同33。川崎は横浜FCを1-0で下し、勝ち点32に伸ばした。C大阪はFC東京と2-2で引き分け、同30。町田は湘南に2-1で競り勝って同28とした。湘南は4戦勝ちなしで同22のまま。

 勝ち点1への執念を土壇場で実らせた。首位鹿島は0-1で迎えた後半追加タイム、MF樋口の左CKをDF植田が競り合いながら頭で折り返し、最後はレオセアラが詰めて追い付いた。リーグ戦の後半戦初戦の上位対決を引き分けに持ち込み、鬼木監督は「最後まで全員、頑張ってくれた」と選手をねぎらった。

 前半は19分に自陣右サイドの隙を突かれて失点。その後は主導権を握ったが、リーグ最少失点を誇る広島の守備にてこずり、無得点で終えた。

 後半は攻勢を増し、一方的な展開に持ち込む。加入したばかりのDF小川らを投入して両サイドから攻め立て、後半だけで10本のCKを獲得した。「狙いというより、気持ちを乗せて蹴った。最後の最後で(点を)取れて良かった」と樋口。流れの中でネットを揺らせずとも、得意のCKで1点をもぎ取った。

 監督としてJ1通算300試合という節目だった鬼木監督は「守りに入ることはない。とにかく勝ちたい」ときっぱり。9季ぶりのJ1制覇へ、満足することなく次戦に目を向けた。

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