サッカーのポルトガル代表ＦＷクリスティアノ・ロナウドが６月開幕するクラブＷ杯の初戦で古巣レアル・マドリードと対戦するのではとの憶測が広がっている。スペインのスポーツ紙マルカが伝えている。

　報道によると、ロナウドは現所属のアルナスル（サウジアラビア）との契約が６月末に切れるため同チームからの退団が決定的な情勢。それでもアルナスルのスポーツディレクターで元スペイン代表選手のフェルナンド・イエロ氏によると「（サウジアラビアの）国中が彼のプレー継続のために動いている」としている。

　現時点で新加入先として最有力視されているのがアルヒラル。同チームに決まった場合、６月半から始まるクラブＷ杯の初戦で自身がチャンピオンズリーグ３連覇を果たすなど選手キャリアのピーク時を過ごしたレアル・マドリードと対戦することになる。対抗馬と見られるのがアジア王者で次回ＡＦＣチャンピオンズリーグに出場するアルアハリだという。

　なおロナウドの新天地候補はほかにもあり、米プロリーグＭＬＳチームの複数の名前が挙げられている。この場合アルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシ（マイアミ）と再びライバル関係になる。さらにロナウドがプロキャリアをスタートさせたスポルティング（ポルトガル）も母国の英雄の復帰を諦めていないとしている。