ＢＬＡＣＫＰＩＮＫのジェニーが、自身の実父と名乗った男性との裁判に勝っていたことが判明したと１８日、現地メディアのＤｉｓｐａｔｃｈなどが報じた。

　記事によると、裁判所は「該当男性がジェニーの実父という主張は、虚偽と見るのが妥当」と判決を下したことを伝えた。

　該当男性は昨年、自身がジェニーの実父だと主張し、ＡＩ小説を出版。本のプロローグでは、ジェニーとＢＬＡＣＫＰＩＮＫに言及し話題を集めていた。

　当時、ジェニー側は「該当男性の主張は、まったくの虚偽であり、ジェニーとは無関係だ」とコメント。法定代理人を選任し、該当男性を相手取り法的処置を行っていた。

　議長府地方裁判所高陽（コヤン）地院は５月９日、ジェニー側が提起した「出版物配布禁止請求の訴え」の一審判決を宣告。被告人は、該当男性と著書の出版社だとした。裁判所は「該当男性がジェニーの実父という主張は、裏付けとなる資料が本人の主張以外にない」「ジェニーの家族関係証明書には、実父として違う人物が記録されている事実が、はっきりと認められた」と明かしたという。

　また、該当男性と出版社に著書の全廃棄を命じ、該当男性には「カカオトーク（コミュニケーションアプリ）、ＳＮＳ、インターネットなどに公開した、ジェニー関連の掲示物を削除せよ」「今後、放送およびメディアインタビューを受けることはできない」と命令したと伝えた。