オリックス 土壇場追いつくもサヨナラ負け 岸田監督「残念ですけど、ほんとに収穫もあるゲームだった」選手らねぎらう
「西武3-2オリックス」(17日、ベルーナドーム)
オリックスは土壇場に追いつき延長戦に持ち込みながら今季2度目のサヨナラ負け。延長十回、アンドレス・マチャド投手が2死球と乱れ、滝沢に痛恨のサヨナラ打を浴びた。それでも岸田護監督は「よく追いついてくれたと思います」と粘った選手たちをねぎらった。
2戦連続完封負けを喫していた打線が終盤に執念を見せた。2点を追う八回、頓宮、紅林の連打を足がかりに防御率0点台を誇る難攻不落の今井から1点を奪った。九回は2番手の平良に2死まで追い込まれたが、杉本の内野安打、頓宮の左中間二塁打で同点に追いついた。
「みんな必死で食らいついてくれたと思う。負けたことは残念ですけど、ほんとに収穫もあるゲームだったと思うんで、これをまた生かしてやっていきたい」。今季2度目の3連敗となったが沈んでいる時間はない。指揮官は前を見据えた。